アメリカで潮干狩りデビュー!シアトルのルールや持ち物を徹底解説!

みなさんこんにちは!あみままです。

優しい夫とにぎやかな3人の子どもに囲まれて、

今日も楽しくドタバタと過ごしています。

先日、家族でシアトル近郊のビーチへ潮干狩りに行ってきました!

行く前に友人に教えられて驚いたのが、

潮干狩りをするために、ライセンス取得(権利の購入)が必要

ということ。さらには貝の個数まで制限があるなんて!

とにかく日本とは違うので、事前に調べることがたくさんありました。

子どもが潮干狩りをする場合のルールは、はっきりと記載されているものが少なく、情報を得るのには苦労しました。

今回は、潮干狩りのためのライセンスの取得方法や現地ルール、子どもの参加ルール、持ち物リストのまとめです。

これから潮干狩りをする方の参考になればうれしいです。

このブログ記事はシアトル(ワシントン州)での潮干狩りをもとに書いています。
アメリカでは州ごとにルールが違うので、お住まいの地域やお出かけ先のルールを事前にチェックするのがおすすめです。
楽しく&安全に自然を楽しむためにも、最新情報の確認をお忘れなく!

目次

潮干狩りができる時期と場所

ワシントン州では春〜初夏(3月〜6月頃)が潮干狩りのベストシーズンです。

シアトル近郊では以下のようなビーチが有名です:

  • Dash Point State Park(タコマ方面)
  • Dosewallips State Park(オリンピック半島方面)
  • Penrose Point State Park
  • Potlatch State Park

※潮の満ち引きにより採取可能な日時が日単位で異なるため、下記の公式サイトで必ず事前確認しましょう。新月の引き潮を狙うのがおすすめです。

▶ Washington Department of Fish and Wildlife – Shellfish Beaches

潮干狩りにはライセンス購入が必須!

アメリカの潮干狩りにはライセンス(Shellfish/Seaweed license)の購入が必須です。

取得したライセンスは印刷して潮干狩り中に携帯します。

潮干狩りライセンス一覧(2025年・ワシントン州)

ライセンスタイプ料金(居住者)
1日ライセンス$11.35
3日ライセンス(Combination License)$19.05
年間Shellfish/Seaweed License$17.40
年間Combination License$55.35
15歳以下不要・無料

※ 居住者(レジデント)でない場合は値段が変わります。

購入方法

  1. オンラインで購入
    ▶ WDFW Licensing Portal
  2. アウトドア用品店や釣具店でも購入可能
    • Dick’s Sporting Goods(州内複数店舗)
    • Walmart
    • Ace Hardware
    • Fred Meyer(ローカル流通スーパー)
    • その他、釣具店やアウトドア用品を扱う小売店多数
    • Walmartのスポーツ用品コーナーなど

潮干狩りのルールとマナー

アサリやホタテなどの採取にはサイズや個数の制限があります。

違反すると罰金の対象になるので注意が必要です。

● 代表的なルール

  • 採取可能サイズ
    アサリ(Manila clam)→ 殻の長さ1.5インチ(約3.8cm)以上
  • 1人1日の採取量(例)
    Manila Clam → 40個までかつ10ポンド以内
    Butter Clam → 40個までかつ10ポンド以内
    Horse Clam → 7個まで重量制限なし
    ※種類によって異なるので、事前にビーチごとのルール確認を!
  • 採った貝はその場でサイズ確認!
    小さすぎる貝は必ず元の場所に戻す
  • 採取後は貝殻付きのまま持ち帰ること。加工はNG。

バケツは共有できません。
ワシントン州のルールでは、「貝を入れる容器は1人につき1つ必要」と定められています。複数人でバケツを共有して貝を取ったり保存したりすることはできません。潮干狩りを行う人数部のバケツを用意します。

【参考サイト一覧】

子どもと一緒に潮干狩りするときの注意点

15歳以下はライセンス不要ですが、大人と同じ個数制限があります。

ライセンス不要な子どもでも、貝の採取数は1人ずつ入れ物を分けてカウントしなければなりません。

子どもであっても、バケツを共有することはできません。バケツを一緒に使わないように気をつけましょう。

牡蠣の取れる場所は、牡蠣殻やフジツボがたくさん落ちており危険です。しっかりと足がカバーされた靴で遊びましょう。そして子どもから目を離さないようにしてください。

一つのバケツに家族でまとめて採取していた場合、個数超過で罰金を支払うことになるケースもあります。多くのビーチで巡回員がいるので気をつけましょう。

潮干狩りに持っていくべきものリスト

必須アイテム補足
ライセンス紙またはスマホで提示可能
クーラーボックス貝を持ち帰る用(氷入り)
バケツ・ザル・網袋など貝の選別用
シャベルや貝掘りスコップ砂遊び用のプラスチック製で十分
貝のサイズ測定ゲージ安価で売られています
ウェットティッシュ/タオル手洗い・片付け用
サンダル or 長靴足元はかなり濡れます
着替え・日焼け止めなどお子さんと一緒なら特に重要

最後に

シアトルの潮干狩りは、自然を感じながら家族で楽しめる最高のアクティビティです。

日本では気軽にできる潮干狩りですが、アメリカのたくさんのルールに驚きました。

しかし、これらのルールは自然を大切にするための考えられたもの。

子どもにもしっかりと伝えて、大切に守ろうと思いました。

ワシントン州のたくさんの山から流れる雪解け水には栄養がいっぱいです。

そんな栄養たくさんの、豊かな海で育つアサリたちは大きくとってもおいしかったです。

ぜひ、ライセンスとルールを守って、楽しく安全な潮干狩りを体験してみてください!

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

みなさまの毎日が 小さな幸せであふれますように。 

*あみのままノート*

この記事を書いた人

3人の子持ちアラサーママ。海外に全く縁がない人生だったはずが、気づけばアメリカ移住。あっという間に5年以上が経過。持ち前の明るさと、負けへんでの精神で、毎日を楽しんでいます。お料理、ハンドメイド、子育てのこと、夫のUSMLE受験(妻の目線)を発信しています。

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