アメリカ国内引越しで車をトラック輸送!シアトルからフィラデルフィアまでの費用・日数・流れを徹底解説

みなさんこんにちは!あみままです。
優しい夫とにぎやかな3人の子どもに囲まれて、
今日も楽しくドタバタと過ごしています。
アメリカはめちゃくちゃ広い!
国内の引越しは距離が長くなることが多く、
「車をどう運ぶか」も大きな課題になります。
私たちはシアトルからフィラデルフィアまで約2,800マイルの引越しをする際は、
車の輸送専門トラックで輸送しました。

この記事では、実際に利用した輸送サービスの流れや費用、日数、業者の選び方のポイント、当日の対応などを詳しくご紹介します。
これからアメリカ国内で引越しや長距離移動を予定している方の参考になれば幸いです。
車を輸送する方法はいくつかある
まず、アメリカで車を長距離輸送する場合、大きく分けて以下の3つの方法があります。
今回私たちは、
「クローズドトラック」での輸送を選びました。
シアトルから距離はあまりに長いので、少しでもトラブルを回避したかったからです。

おかげで飛び石で傷が増えることも、汚れが増えることも、故障もありませんでした。
車の輸送会社の選び方
自分たちの優先順位を明確にして、車の輸送会社を選ぶことが大切です。
私たちは、
①希望地への輸送可能なこと
②クローズドのトラックであること
③希望の日時に車の回収、受け取りが可能なこと
の順番に考えて、輸送会社を決めました。
アメリカには車輸送専門の会社が多数あり、どこを選ぶかで料金やサービスの質に差が出ます。
選ぶ際に注意した方がいいポイントは以下のとおりです。
- 全米対応しているか:シアトルからフィラデルフィアのような長距離でも対応できるかどうか。
- 見積もり比較:複数社からオンラインで見積もりを取り、価格とサービス内容を比較しました。
- 輸送形態の選択肢:オープンかクローズドか選べる会社を探しました。
- 希望の日時:希望ずる日時での発送と受け取りが可能か
- 保険内容の確認:車に万が一の損傷があった場合、どこまで補償されるか。
- 評判・口コミ:GoogleレビューやYelpでの評価をチェック。トラブル事例も参考にしました。
アメリカで車を輸送できる主な会社一覧
車の輸送会社は全米に多数あります。
今回私たちが利用した会社と特に口コミや利用実績が多い業者をいくつかご紹介します。大手は全国対応しているので、長距離引越しでも安心です。
1. SGT Auto Transport(今回利用した会社)
- 私たちが実際に利用した会社。
- 全米対応で、オープン・クローズドどちらも選択可能。
- 料金は中価格帯で、見積もりがわかりやすかった。
- 対応もスムーズで、メール・電話での連絡が早く安心できました。
2. Montway Auto Transport
- 全米でもっとも利用者が多い大手。
- オープン・クローズド両方に対応。
- オンライン見積もりがわかりやすく、口コミも比較的良好。
3. AmeriFreight
- 保険プランが充実しており、補償を重視する人におすすめ。
- 学生・軍人・シニア向け割引あり。
- 見積もりは他社よりやや高めだが、サポートの丁寧さに定評。
4. Sherpa Auto Transport
- 「価格保証制度」が特徴。最初の見積もりから追加料金が発生しにくい。
- カスタマーサポートの評価が高く、初めて利用する人に向いている。
5. Easy Auto Ship
- 予約が簡単で短期間の対応も可能。
- ガソリン代補助や洗車代補助など、ユニークな特典あり。
- 長距離輸送にも慣れていて、口コミ評価が安定。
車輸送の比較サイト(プラットフォーム)
車の輸送会社を探すときには『比較サイト』を利用するのがおすすめです。
複数の会社の見積もりを一括でチェックできるため、安くて条件の良い業者を探すのに便利です。先ほど紹介した会社を一気に価格比較することも可能になっています。
メジャーな比較サイトを紹介します。
uShip
- 全米で有名な車輸送マッチングサイト。
- オークション形式で価格が決まるので、相場より安くなることも多い。
- 業者ごとにレビューが見られるが、当たり外れがあるため注意が必要。
Shiply
- イギリス発のサービスだが、アメリカ国内の車輸送業者も多数登録。
- こちらもオークション形式で業者が入札してくれる仕組み。
- 小規模な業者も多いため、柔軟な対応が期待できる一方、レビューをしっかり確認して信頼性をチェックしましょう。
Move.org
- 車輸送だけでなく、引越し全般の比較サイト。
- 車輸送に対応する複数の大手業者(MontwayやAmeriFreightなど)を比較できる。
- レビューやサービスの特徴がまとめられているので、初心者にわかりやすい。
TransportReviews.com
- 車輸送会社のレビュー専門サイト。
- 実際の利用者の声が細かく投稿されているので、業者選びの参考になる。
- 星評価や詳細コメントを見ながら、自分に合う業者を絞り込める。
実際にかかった費用
実際にかかった費用は・・・
総額:2,140ドル
でした。
費用は距離、車種、時期(夏は引越しシーズンで高め)、輸送形態(オープントラックか、クローズトラックか)によって変わります。
- 距離:約2,800マイル(シアトル→フィラデルフィア)
- 車種:コンパクトSUV
- 輸送形態:クローズドトラック
- 保険:輸送業者が用意している基本保険に加入
もしオープントレーラーを選んでいたら、1,800ドル程度で済んだと思います。
が、長距離かつ大切な車ということで安心を優先しました。
かかった日数
車を見送ってから受け取るまでは・・・
7日間でした!
- 引き渡し日:シアトルの自宅近くで車をピックアップ
- 到着日:フィラデルフィアの指定住所まで配送
どちらも、輸送会社が到着する2時間前に電話で連絡がありました。
途中の物流状況や天候によって配送日数は前後します。
しかし、あらかじめ◯日までには配送しますと期限の日にちを教えてもらいます。そして、そこから逸脱することはありませんでした。
トラッキング機能がある輸送会社もあるようです。
当日の流れ(引き渡し)
私の家の前は道路が細すぎたので、近くの大きめの道路沿いでトレーラーが待っていました。そこまで車を持っていきました。

車体の外装の写真を業者と一緒に撮影。小さな傷や凹みも記録します。
車両の受け渡し確認書にサインします。受け取り先の住所をしっかり確認しましょう。
トラックに積み込み、固定されたら出発です
受け取りの流れ

引越し先(車の引き渡し場所)の状況によって、少し離れた駐車場に変更になる場合があります。
家の前で受け取る気満々だったのですが、家の周辺はトレーラーが侵入禁止でした。
このような細かい道路状況はその時に受け取りの時にわからないことが多いです。
実際、私たちも家の前で受け取りの希望申請を行い、受理されていました。そのまま家の前に来ることが可能だと思い込んでいたのです。
ところが到着を知らせる電話で『家のまえは行けないので、近所のスーパーの駐車場にいます。』と言われて慌ててそこへ向かいました。
確実に受け取るためにも、
必ず住所をテキストメッセージで送ってもらうようにお願いしてください。
新しい土地で、通り名やスーパーの名前に不慣れでも、確実に待ち合わせ場所に向かえるようにしましょう。
輸送してみて感じたメリット・デメリット
メリット
- 長距離運転をしなくて済むため、体力的に楽
- 車の損傷、事故のリスクが少ない(特にクローズド)
- 100LBまで荷物を車に入れて輸送できた。
デメリット
- 費用が高め
- 到着まで1週間ほどかかるため、その間はレンタカーが必要になることもある
まとめ
今回、初めて車の輸送をしましたが、本当に利用して良かったです。
車を自分で運転して引っ越すよりも何十倍も心も体も楽でした!
車での移動は、体力も気力も削られます。さらに引越しなのでロードトリップを純粋に楽しめるわけでもないのです。

荷物があるので、それらを毎晩積みおろすのも大変です。
やっと着いても、到着してからは新生活の立ち上げが始まります。
少しでもストレスや負担を減らすために、輸送を利用するのはとても良いなと思いました。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
みなさまの毎日が 小さな幸せであふれますように。
*あみのままノート*

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