【後悔しない!KitchenAidスタンドミキサーの選び方】5つの比較ポイントで違いが丸わかり

みなさんこんにちは!あみままです。
優しい夫とにぎやかな3人の子どもに囲まれて、今日も楽しくドタバタと過ごしています。
アメリカでお料理の上手な友人の家に遊びに行くと必ずあるKitchenAid(キッチンエイド)のスタンドミキサー。見た目の可愛さと、オシャレさはキッチンエイドがダントツだと思っています。機能性もさることながら、このスタンドミキサーにはインテリアの役割もあると思っています。ドーナツ屋さんのディスプレイでたくさん飾っている様子も見かけたことがあります。可愛い!
CostcoやTargetなど、アメリカで身近なお店に販売されており、セールになっていることもたびたび見かけました。しかし、安くなっているから、セール価格でお得だからといって選ばず購入するのはもったいない!
キッチンエイドのスタンドミキサーは、自分のニーズに合ったものを選ぶことができるのも魅力の一つ。カラーバリエーション豊富、機種も複数あり、ボウルの大きさ、ボウルの材質などなど、組み合わせていけば、各家庭で大活躍する家電となること間違いなしです。
私が選んだのは、人気の「Artisan(アルティザン)4.5クォート・ティルトヘッドタイプ」
5年以上使い続けていますが、本当に良いの選んだわ〜と今でも大満足しています。
事前に、基本的なスペックと比較ポイントを調べてしっかり把握して、自分が重要視して譲れないところと価格を比較できたから後悔しない選択ができました。

今回は、キッチンエイドのスタンドミキサーの各機種の特徴、サイズの選び方などのポイントをわかりやすく解説していきます。
購入前に知っておきたい5つのポイント
比較ポイント5つあります。
- 機種(ティルトヘッド or ボウルリフト)
- パワーはどれぐらいか
- 本体の大きさ比較
- 最小で捏ねられる生地量
- カラー選び
私は、これらの5点を整理した上で、
少量でもしっかり使えること、ある程度のパワーもあること、置き場所に困らないこと、丈夫な材質のボウルが良いと思って、自分にぴったりなものを購入できました。
ではこの5つのポイントについて、以下に詳しく解説していきます。
ティルトヘッドとボウルリフトの違い
ティルトヘッド

対象機種;Classic/Deluxe/Artisan/Artisan Mini など
写真のように、ヘッド部分がガバッと倒れるのがティルトヘッドです。ボウルは、土台部分に固定して使用します。以下のメリットから、初めて買う人・日常使い向けと言われています。
- 材料を入れるのがラク
- 掃除・付替えも簡単
- 本体サイズが比較的コンパクト
ボウルリフト
対象機種;5.5QT /6QT/7QT Bowl-Lift Proシリーズ
ボウルが抱っこされるような形で浮いており、レバーでボウルを“上下”させることができます。ヘット部分は固定です。本体サイズが大きいのですが、パワフルなのが特徴でパン生地をよくこねる人・大量に作る人向けと言われています。
- ガッシリしている
- パワーが強い
- 重い生地もしっかりこねられる
サイズ比較 ― 実際どれくらいのスペースを取るの?
| モデル | 幅 | 奥行き | 高さ |
|---|---|---|---|
| Mini(3.5QT) | 約31cm | 約31cm | 約40cm |
| Classic / Artisan(4.5〜5QT) | 約22cm | 約36cm | 約35cm |
| Bowl-Lift(6〜7QT) | 約29cm | 約37cm | 約42cm |
7QTモデルはArtisanより約1.3倍のカウンター面積が必要!
高さも7 cmほど高いので、吊り戸棚の下に置く場合は注意が必要です。ガンガンぶつかる可能性が高いので、事前に置き場を確認しましょう。
パワー(出力)によってできることが変わる
キッチンエイドはモデル(機種)によってモーターのパワーが違います。捏ねられる生地の最大量が合うか確認しましょう。具体的に言うと、クッキー生地やお菓子作りができる程度良いのか、食パン生地を1度に2斤分捏ねたいのかで必要なパワーは変わると言うことです。
キッチンエイドでしたいこと、できることを知っておくことが必要です。
ハンバーグのお肉を捏ねたり、餃子の肉根を捏ねたりなどの肉料理にも活用できます!
お菓子づくり:軽〜中程度のパワーで十分
お菓子作りで行う作業のほとんどは、
Classic〜Artisanクラス(4.5〜5QT)のパワーで問題なくできます。
- クッキー生地
- ケーキ・マフィン
- バターと砂糖のすり混ぜ
- メレンゲ
- 生クリームの泡立て
- バタークリーム作り
→ 一般的な家庭のお菓子はどのモデルでも快適。
料理の下ごしらえ:中パワーが最も使いやすい
料理の混ぜ作業は、お菓子よりも少しパワーが必要です。
- ハンバーグのたね
- ミートローフ
- ミートボール
- マッシュポテト
- 卵液・ホットケーキ生地
- サラダチキンを割く(低速)
→ Artisan(5QT前後)クラスは“料理にも強い万能タイプ”
パンづくり(パワー差が一番わかりやすく出るポイント)
パン生地はこねるときに負荷が高いため、軽〜中パワーの機種が必要になります(Classic/Deluxe/Artisan)
- 食パン1斤
- 菓子パン生地
- ロールパン
- ピザ生地
- 粉量250〜400gくらいまで
→ 家庭で週1〜2回作る程度なら十分。
● 中〜強パワー(5QT上位モデル)
- 粉量400〜500g
- 2斤弱の生地
→ 家族が多い/やや多めに作りたい人向け。
● 強パワー(Bowl-Lift 6〜7QT)
- 粉量500g〜1kg
- 食パン2〜3斤を一度に
- ハード系・高加水・ブリオッシュ大量
- まとめてこねたい人
→ パンを“本気で”作る人向け。
パワーで判断する用途まとめ
| 作業 | 必要なパワー | おすすめ帯 |
|---|---|---|
| お菓子全般 | 軽〜中 | Classic〜Artisan |
| 生クリーム・メレンゲ | 軽〜中 | Classic〜Artisan |
| 料理の混ぜ作業 | 中 | Artisan |
| パン・ピザ(少量) | 中 | Classic〜Artisan |
| パン(中〜大量) | 中〜強 | Artisan上位〜6/7QT |
| パン(業務レベル) | 強 | 6〜7QT Bowl-Lift |
最小でこねられる量(少量だと混ざらない問題)
スタンドミキサーは ボウルが大きくなるほど少量が混ざりにくいという特性があります。
逆に、小さめのボウルは “少量でも羽根に当たりやすい”=混ざりやすい です。
購入後の後悔で最も多いのが
「大きいボウルを選んだら少量が混ざらなかった」
というケース。
そこで、容量ごとに最小で混ぜられる量の目安 をまとめます。
3.5QT(Mini)
最小量の扱いやすさはNo.1。
- 卵1個のケーキ生地:◎
- 生クリーム100ml:◎
- パン生地:200g前後から可能
お菓子中心・量が少なめが多い人向け。
4.5〜5QT(Classic/Deluxe/Artisan)
少量も中量もどちらも対応できる万能なサイズ感です。
- 卵2個のケーキ生地:◎
- 生クリーム150〜200ml:◎
- パン生地:粉量250〜400g:◎(1斤〜1.5斤)
家庭の一般的な量なら全く問題なし。
「お菓子もパンも料理もしたい」人はこの容量帯が一番扱いやすい。
6〜7QT(Bowl-Lift)
ボウルが大きいので、少量だと羽根が材料に届きにくくなります。家庭用に作る方には不向き。
- 生クリーム100ml:×(ほぼ届かない)
- 卵1〜2個のケーキ生地:△
- パン生地:粉量500g以上:◎(大量こねに最適)
容量別「最小でこねられる量」まとめ表
| 容量 | お菓子(少量) | 生クリーム | パン生地 |
|---|---|---|---|
| 3.5QT | 卵1個〜OK | 100ml〜OK | 粉量200g〜 |
| 4.5〜5QT | 卵2個〜OK | 150〜200ml〜OK | 粉量250〜400g |
| 6〜7QT | 卵2個は△ | 100mlは× | 粉量500g〜1kg◎ |
- お菓子中心で量が少なめ → 3.5QT
- お菓子+料理+パン少量 → 4.5〜5QT(最も後悔しない)
- パンを一度に大量にこねたい → 6〜7QT
ステンレスボウルがおすすめ!
当初はガラスボウルモデルにも惹かれましたが、
最終的に「ステンレスボウル付き」を選びました。通常のボウルと比べて、ステンレスボウルは50ドルほど高くなります。しかし、毎日使うからこそ、扱いやすくて丈夫な素材を”これが私の選択基準でした。
ステンレスボウルの魅力
- 冷やせる → 生クリームやメレンゲの泡立ちが安定
- 軽くて丈夫 → 割れない、傷もつきにくい
- 洗いやすい → 油汚れもスッと落ちる
- におい移りが少ない → 挽肉や発酵生地にも安心
私は泡立て前にボウルを冷蔵庫で冷やしておく派ですが、
ステンレスならすぐに冷えて、しっかりと泡の腰が強い仕上がりになります。
「少し高くてもステンレスにしてよかった」と感じます。
ブラックフライデーでお得に買うコツ
私が購入したのもブラックフライデーの時期。
AmazonやKitchenAid公式、Target、Costcoなどで毎年割引が行われています。ただし、機種によって値引率は変わります。狙っている機種、サイズを明確にした上で、セールを探すことをおすすめします。
私は2020年にWalmartでブラックフライデーセールで、300ドルで購入しました。
セール傾向(過去数年の例)
| モデル | 割引率 | 備考 |
|---|---|---|
| Artisan 5QT | 約20〜30%OFF | カラー展開が豊富で、人気色から売り切れやすい |
| Classic 4.5QT | 約25〜35%OFF | コスパ重視派に人気 |
| Bowl-Lift 6QT | 約30〜40%OFF | Costco・Targetで頻繁に特価になる! |
おわりに
数年前のブラックフライデーで購入したアルティザン。今も毎週のように活躍しています。
ステンレスボウルの輝きもそのまま、でお手入れも簡単です。何度も引越しをしていますが、ダークグレーの本体カラーはどのお家の壁紙にも馴染むので重宝しています。
お菓子作りから、パン、晩ごはんの調理まで、幅広く活躍してくれるので本当に買ってよかった商品で、お料理が好きな私の相棒です。

たくさんの種類から、あなたにぴったりのものが見つかりますように。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
みなさまの毎日が 小さな幸せであふれますように。
*あみのままノート*
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