U-HaulのU-Boxでアメリカ国内引っ越し!サイズ・メリット・予約方法・注意点を徹底解説

みなさんこんにちは!あみままです。
優しい夫とにぎやかな3人の子どもに囲まれて、
今日も楽しくドタバタと過ごしています。
我が家はアメリカ国内で州を跨いだ引っ越しを4回行っています。

原図: Wikimedia Commons, “Map of USA with state names.svg”, CC BY-SA 3.0, 加工済み
アメリカで長距離引っ越しをする際、引っ越し業者の利用はかーなーり高額。
しかも引っ越し業者が信頼できるとは限りません。
高いお金を払っても引っ越し業者に荷物や家具を
壊されたり
荷物を盗まれたり
トラックごと行方知らずになったり
とトラブルが多いのが現状です。実際、私の友人でも大変な目に遭った方が沢山います。
「コストは抑えたいけど、トラックを自分で運転するのは不安」
「なるべく多くの荷物を効率よく、安く、安全に運びたい」
そんなときに便利なのが、レンタルトラックで有名なUhaulという会社が提供する
レンタルコンテナの「U-Box」です。

我が家はこのUBoxをレンタルして、希望の土地へ配送してもらいました(シカゴーシアトル、シアトルー東海岸の長距離で使用)。
実際に利用すると、サイズや利用ルール、設置場所の制限、配送日数の目安など、事前に知っておきたいことがいくつかあります。
この記事では、U-Boxのサイズや基本的な仕組み、レンタル期間、メリット・デメリット、予約の流れ、配送に関する注意点を詳しく解説します。
U-Boxとは?通常の引っ越しとの違い
U-Boxとは、U-Haulが提供するコンテナレンタルサービスです。
レンタルしたコンテナは、希望の場所へ配送してもらうことが可能です。

荷物は自分たちで積み込みます。
そして指定日にコンテナを回収して、7日〜14日で希望する目的地まで運んでくれます。
- トラックを自分で運転する必要がない
- コンテナを契約しているので荷物の積み替えなどの心配がない
- 引っ越し業者より費用を抑えられる
- コンテナを倉庫で契約期間内は保管できる
という特徴があり、特にアメリカ国内での長距離引っ越しに向いています。
U-Boxのサイズ

U-Boxのサイズは1種類のみです。
- 外寸(全体):長さ95インチ(約241cm)×幅56インチ(約142cm)×高さ83.5インチ(約212cm)
- 内寸(実際の収納スペース):長さ93インチ(約236cm)×幅51インチ(約130cm)×高さ73インチ(約185cm)
- 最大積載重量:2,000ポンド(約907kg)
置き場所は確保できるのか?
手持ちの家具は内寸の幅にあっているのか?
事前にしっかり確認しましょう。
UBoxに自宅への配送について
Uboxは大きなトレーラーで運ばれてきます。

トレーラーには重機も積まれており、重機で自宅前までコンテナを運び希望場所に設置してもらえます。

芝生にはコンテナの設置はしてもらえません。安定性が悪いので出来ませんと断られました。
また、道路が細すぎたり、トレーラーの停車が困難な場所の場合は配送をしてもらえません。
実際、シカゴダウンタウンではコンテナを持って来てもらうことが不可能でした。トラックをレンタルして最寄りのUboxを保管しているUhaul営業所へ荷物を運びました。
シアトル市内では、路上駐車区域にコンテナ設置が可能でしたが、市へ申請を行いお金を払う必要がありました。
このように、住んでいる土地によってコンテナの配送や設置条件は異なります。
予約前にUhaulで現居住地と引越し先のコンテナ設置について、確認することをおすすめします。
1コンテナごとに基本レンタル期間は1か月が含まれます。
この期間内に、積み込み・輸送・目的地での荷降ろしを済ませるのが基本ですが、必要に応じて追加料金で延長も可能です。
コンテナをレンタルしているので、輸送途中で荷物を積み替えられることがない点も安心です。
U-Boxのメリット
- 自分でのトラック運転不要で安心
- 家の前まで運んでくれるので、長距離運転や都市部の混雑、山道の曲がりくねった道路を避けられます。運転に自信がない人にも使いやすいです。
- コストが引っ越し業者より安い
- フルサービスの業者より大幅に安価。荷物の量に合わせてコンテナ数を調整し、費用を抑えられます。
- 荷物の一時保管が可能
- 引っ越し先がまだ決まっていない場合でも、U-Haulの倉庫で保管できます。必要に応じてレンタル期間を延長可能です。
- スケジュールを柔軟に組める
- コンテナのピックアップや配送日をある程度調整でき、荷造りや荷下ろしのペースをコントロールできます。
U-Boxのデメリットと注意点
- 積み込み・荷降ろしを自分で行う必要がある
- 力仕事が苦手な場合は、追加料金で作業員を手配できますが、基本はセルフ作業です。
- コンテナ設置ができない地域がある
- 都市部や路上駐車規制のある場所では、道路使用許可が必要だったり、設置自体ができない場合があります。
- 設置が難しい場合は、U-Haulの拠点まで荷物を持ち込んで積み込むことになります。
実際、シカゴではアパート付近にはコンテナ設置不可、シアトルではシアトル市へ申請をしなければなりませんでした。各自治体のルールをしっかり確認しましょう。
- 配送に時間がかかる
- 州をまたぐ引っ越しでは、通常1〜3週間程度かかります。天候や輸送状況によっては遅延の可能性もあります。
- サイズに制限がある
- コンテナはワンサイズです。大きめサイズの家具や家電が入らないことがあります。必ず家具の採寸を行いましょう。
予約方法
荷物量に応じて必要な数を決めます(どれくらい積めるかの詳細は次回の記事で解説)


配送日数の目安と受け取り
- 長距離(州をまたぐ移動):通常1〜3週間
- 短距離(同州内):1週間以内
大まかな配送の進捗はU-Haulのオンラインシステムで追跡可能です。
我が家はAirTagを入れておき、それで確認もしています。
(普段は子どもに持たせているものを使っています)
AirtTagは24時間追跡可能ではないのですが、大まかな動きはわかるのでおすすめです。
まとめ
日本の引越し業者は丁寧な作業で、確実に荷物を運んでくれるので安心ですよね。
アメリカの引越し業者の現状を知った時には本当に驚きました。
引越しは、慣れた環境から離れる寂しさや、新しい土地への不安など、ただでさえ心が慌ただしくなります。
さらに新生活のセットアップで大変になるのに、そんな中で引越し業者のトラブルを処理する時間と労力は取られたくないです。
コンテナへの積み込みは大変で手間のかかることですが、安心して荷物を運べるので私たちはこの方法で引越しするのが気に入っています。
次回の記事では、実際に2つのU-Boxを利用した体験談と、段ボールの数や積み込みのコツ、マットレス圧縮袋など便利なアイテムを詳しく紹介します。