アメリカへ!研究留学の生活は前途多難!?
みなさんこんにちは!あみままです。
優しい夫とにぎやかな3人の子どもに囲まれて、
今日も楽しくドタバタと過ごしています。
私たちは夫の研究留学がきっかけでアメリカにやってきました。
そして夫は研究を行いながらUSMLEを受験しました。
この記事は、研究留学とUSMLEについて無知だった私の渡米後すぐについてのお話です。
なんせ周りに同じ境遇の方がおらず孤独でした。
もしも今、USMLEに挑戦しようとするパートナーを持つ方に届けば幸いです。
英語は大の苦手だったのに…!?
学生のころ、私はとても英語が苦手でした。
そもそも海外へのあこがれもなく、自分に英語が必要だと感じていなかったのです。
そのため、大学2回生で英語の単位を取り終えたときには、
『我が英語人生に、一生の悔いなし!!!』
とすがすがしい気持ちで英語人生の幕を閉じました。
ところが!!
夫との結婚を機に幕を閉じたはずの私の英語人生の扉が再び開かれることに。
交際をスタートする際に、
将来はできれば英語圏で留学する予定なのでついてきてほしいと明言されていたのです。
自分には縁がないと思っていた海外移住、
私の人生には必要ないと思っていた英語が必須アイテムになることに。
私をよく知る高校からの友人たち(つまりいかに私が英語ができないか知り尽くしている)は驚き、
そして大心配してくれました。
しかし私は焦りがゼロでした。
なぜなら、夫には英語ができないことを伝えており、それでもいい!!と言われていたのです。
夫のサポートと、翻訳アプリがあれば何とかなるか。と簡単に思っていました。
そして、海外に興味がなかったゆえにアメリカでの生活がまっっったく想像できていませんでした。
実際に渡米準備をしたときは妊娠中。その後、無事に出産して長男は生後3か月で渡米したのです。
何も知らなかったがために、なんとかなるわ!!の自信と勢いでアメリカに来ました。
実際に来てみると、そもそもの子どもの学校や病院のシステムや手順が分かっていなかったので
英語がどうこうどころではありませんでした。
もう少し情報を集めようとする努力をしておけばよかったなと思います。
今でも思いますが、人生はホントに何が起こるかわからない!!
駐在と現地採用と研究留学
まだ日本にいたころ、アメリカに引っ越すことを話すと
『駐在ですか?』
と高確率で聞かれました。本当に無知だった私は、
『はい!!』
と答えては、横から夫が、
『俺たちは駐在じゃないよ。』
と訂正。たしかに、会社からの派遣ではない。
では、研究留学ってこと?いやでも現地採用ってことなのか?
このころに初めて、研究留学のいろいろなパターンについて知ることになりました。
研究留学の中でも、大学や研究機関からお給料をもらう場合ともらわない場合があるのです。
我が家の場合は、お給料が多少発生していたので、
現地採用であり研究留学という状態と理解しました。
渡米後に出会った方になかには、
自分で獲得した奨学金と貯金だけで渡米する方もいますし、
企業とのコラボレーションで研究留学する方もいて、たくさんのパターンがあると知りました。
思ってたんと違うアメリカ生活の開始
どのあたりが思ってたんと違うのかというと、
”家族との時間が増えて旅行や遊びにたくさんいけるよ~~”
と夫の職場の方や研究留学体験者からたくさん聞いていましたが違いました。
また、こんなに長くアメリカに住むことになるとも思っていませんでした。
夫の所属した研究室は朝から夕方までキッチリ勤務が必要なタイプの研究室。
さらに! 家にいる時間のほとんどはUSMLEの勉強に費やすことに。
確かに、家には毎日帰ってくるし、当直や緊急もないけれども、
我が家の場合は、家族のだんらんする時間が増えたわけではありませんでした。
夫は研究室の勤務も忙しく、おのずと子どもの病院や学校関連のことは私が自立してやっていくことに。
閉じたはずの私の英語人生でしたが、見事に返り咲くことになりました。
渡米時に住んでいたのはジョージア州。その中でも南部のなまりが強い地域で聞き取りが本当に大変でした。
(アトランタから3時間ほど離れたところに住んでました)
住んでいる日本人家族は我が家を除いて3組のみ、日本食のマーケットはもちろんなし。
なんかアメリカ生活大変すぎない!??となったのです。
ここでの暮らしは、アメリカ生活の修行だったよね。と夫と今でも話します。
修業期間のおかげで、アメリカ国内でどんな場所に住んでも満足できる自信ができています。
こんなにアメリカ生活がサバイバルだとは思っていなかったです。
USMLEに挑戦したいと言われたとき
夫からUSMLEに挑戦したいと言われたとき、私は二つ返事でOKしました。
しかし、実際の受験勉強はかなり大変でした。
アメリカ生活の立ち上げや慣れない英語での生活、
子育てをしながら夫のUSMLEの勉強を応援する毎日にストレスが溜まっていたころ、
夫に言われました、
『これは俺だけの受験じゃない。あみも受験するってことだと思ってほしい』
この言葉で腹をくくりました。
それぐらい、家族の支えと協力が必要不可欠なことだとようやく理解できたのです。
所属する研究室の忙しさや、子どもの有無でも受験者のパートナーの負担は変わってくると思います。
私の場合は、夫のUSMELに挑戦したいという気持ちを、
家族を理由にあきらめてほしくなかった。この気持ちから腹をくくりました。
・研究室に勤務しながらの場合、日中に勉強時間を確保することは可能なのか
・合格までにどれぐらい勉強時間を予想しているのか
・受験料はどれくらい必要になるのか
パートナーがUSMLEに挑戦したいと話してくれた時、
ぜひこの3項目を具体的に話し合っておくことが大切だなと思いました。
まとめ
パートナーがUSMLEに挑戦する場合、
わたしのようにアメリカ生活がよりハードモードに突入することがあります。
USMLEの受験がどういったものなのか、
事前にしっかりイメージすることが大切になってくるなと経験してわかりました。
そこで大切なのが、パートナーとの情報共有です。
パートナーの希望や予測、プランをしっかり理解した方がより全力で応援できます。
家族の絆ももちろん深まりました!!
たくさんたくさん話し合い、家族みんなが納得して進んでいってほしいなと思います。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!
みなさまの毎日が 小さな幸せであふれますように。
*あみのままノート*