バイリンガル育児 | アメリカで楽しむ【日本の行事】年間スケジュールと我が家の実践例を大公開

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みなさんこんにちは!あみままです。

優しい夫とにぎやかな3人の子どもに囲まれて、今日も楽しくドタバタと過ごしています。

アメリカで子育てしていると、子どもの日本語教育はどの家庭にも共通する悩み・・・。

日本語教育をしてみて、日本語の難しさを痛感しています。覚えることが多く、ルールも難しい。しかもアメリカにいると、機会を作らない限り日本語が自然に目に入ることや使うことはありません。身につけるには工夫が必要になります。

我が家では、机の上の勉強だけでなく、生活の中で自然に日本語を吸収したり、日本語を使ったりできる環境づくりを大切にしてきました。その鍵となるのが、子供と一緒に日本の季節行事を全力で楽しむことです。

今回は、日本の季節行事をアメリカで無理なく楽しむ方法をご紹介します。

目次

季節行事の教科書になる一冊を持つ

各行事の楽しみ方紹介に入る前に、我が家で大活躍している秘密兵器を紹介します。季節行事の絵本です。

アメリカで生活していると、どうしても季節感が薄れます。スーパーに行っても鏡餅は売っていませんし、近所にこいのぼりが空を泳ぐ風景も見られません。実物を見せてあげられない環境で、子供に「日本の行事」をイメージさせるには、視覚的な情報が不可欠です。

そこで我が家では、日本の行事が網羅された図鑑や絵本をリビングに常備しています。余裕がある時は、季節の絵本も並べます。このおかげでこちらから提案しなくても、『今は1月だから、これやってみたい!』などと提案してくれます。また、私自身もこの行事の由来なんだっけ?と聞かれた時のカンペとして大助かりしています。

日本の季節行事をアメリカで楽しむコツ

楽しむために、完璧にやらないことが鉄則です。それっぽいことでいいんです。全ての行事を漏れなくやる必要もありません。私たちも、毎年、全ての行事ができていません。無理ない範囲で楽しむようにしています。また材料も、現地のスーパーや庭の植物を利用します。なるべくお金をかけず、身近な道具でなんとかしています。

それでは実際に我が家がアメリカでどのように行事を楽しんでいるか、具体的なアイデアと日本語教育への繋げ方を以下に紹介します。

アメリカでやりやすい行事と楽しみ方

我が家が実際に楽しんでいる行事のカレンダーを作りました。

どのイベントも月の始まりです。ですので、『2月だ!節分しよう〜』では3日間しか遊べなくてもったいないです。我が家では、せめて1週間は遊べるように頑張って予定を気にして、先回りできるようにしています。

こどもの日

5月5日ですが、4月のイースターが終わったら鯉のぼりのおもちゃを出して楽しみはじめます。

  • 遊び:ラッピングペーパーで兜を折って遊びます。足形で鯉のぼりを作った年もありました。
  • 食べるもの:春巻きの皮 (egg roll wrapper)で兜を作って揚げ焼きにします。中身はチーズが毎年人気です。
  • 日本語ポイント;兜は何のためにあったのか、鯉の名前(ひごい、まごいなど)について学びます。

七夕

笹の葉さーらさらー♪の歌をさりげなく流します。短冊にお願い事を書く。日本語を書く。という、日本語を使う大チャンスのイベントです。七夕の伝説のお話から、天の川について話を膨らませるのも楽しいです。

  • 遊び:笹につける飾りを作ります。
  • 日本語ポイント: 短冊にお願い事を書きます。ひらがなや漢字を書くための最高のモチベーションです。

お月見

中秋の日は毎年変わるので日にちのチェックを9月中にします。月を眺める、愛でる日本の文化が私は大好きです。お団子を作ったり、歌ったり、折り紙をして遊びます。

ススキを手に入れるために、近所にススキが生えてないか子供と近所をチェックもしてみましょう。『まま、ススキ欲しいから探してんだよね…』というと喜んで宝探しがスタートします。

  • 食べるもの:粘土遊び感覚でお団子作り 白玉粉とお豆腐を混ぜて、手作り団子を作ります。粘土遊びの延長でできるので、小さいお子さんでも簡単。丸める作業は子供たちも大好きです。
  • 遊び:折り紙でススキの代わりに、庭の「猫じゃらし」やドライフラワーを飾れば完璧です。デコレーションのアイディアやおすすめの童謡は以下の記事にもまとめています。

お正月

アメリカではクリスマスが盛大なぶん、年明けはあっさりしています。街の賑わいが落ち着いて、イベントも減るからこそ日本のイベントを盛大にやるチャンスです!家の中だけはお正月気分に切り替えます。

  • アメリカ食材でおせち作り アメリカのスーパーで手に入るもので、おせちを作っています。
  • お餅 やっぱりお正月には欠かせません。きなこや醤油で、日本の味を楽しみます。餅をつくって鏡餅を作っても楽しいです。
  • 絵の具で「書き初め」 習字道具を持ってなくても大丈夫!子供用の水彩絵の具と筆を使って書き初めができます。 画用紙に黒い絵の具で「うし」「たつ」など干支を書いたり、「初日の出」などの定番を書いたり。親も一緒になって新年の目標を書いてみたりしても楽しいです。「ハネ」「トメ」などの漢字の筆使いを意識させる良い機会になります。
  • 日本語ポイント
    • 季節の挨拶を学ぶ: 「あけましておめでとうございます」という新年特有のフレーズで年が明けるという表現が学べる。
    • 「今年もよろしく」の心: 英語の “Happy New Year” には含まれない、「今年一年も仲良くしてね」という日本独特の「頼む(よろしく)」文化を教える絶好の機会。
    • 干支(えと): 「今年はヘビ年(巳)だよ」と教えたり、「ママはねずみ年」と家族の干支を話したりすることで、動物の名前と日本の暦(こよみ)に触れられます。

節分

1月15日あたりからは、もう鬼のパンツを歌いはじめます。太巻きの準備も少しずつしておくと良いです。アメリカの学校にはない、日本独自のユニークな行事なので、子供たちの食いつきはNo.1。「悪いものを追い払う」というコンセプトも分かりやすく、豆を投げられるので、家族みんなで盛り上がります。

  • スナック菓子で豆まき;掃除が大変な大豆の代わりに、我が家では「個包装のスナック菓子」を投げます。これなら後で拾って食べられるので衛生的かつ無駄がありません。アメリカの家で「鬼は外!」と叫ぶのは少し不思議な光景ですが、子供たちは全力で楽しみます。
  • 手作り恵方巻 子供の好きな具材(サーモン、アボカド、カニカマなど)を用意して、手巻き寿司感覚で自分で巻かせます。その年の方角をスマホのコンパスアプリで探し、家族全員で無言で食べるます。
  • 日本語ポイント
    • 行事の言葉: 「鬼は外!福は内!」を覚える
    • 数の概念: 数え年の存在を伝えられます。「自分の年齢+1個食べる」というルールを通して、数を数える練習もできます。「来年は何個になる?」と未来の話をするきっかけにも。
    • 文化背景: 「季節の変わり目には悪い気(鬼)が生じやすいから追い払うんだよ」と教えることで、昔の人の知恵や季節感を伝えます。

ひな祭り

雛人形は早めに出しましょう!私はすぐ忘れてしまうので、バレンタインデーが終わったら出すようにカレンダーに予定を入れてます。バレンタインデーが終わるとアメリカはイースターまでお祝い事がないのもチャンス!歌に絵本にどんどん刷り込みます。

  • 寿司ケーキ;酢飯に炒り卵、スモークサーモンでお寿司をケーキにすることでグッと華やかになります。
  • 折り紙でお雛様作り;折り紙でお雛様作り子供と一緒に折り紙や紙粘土でお雛様とお内裏様を作って飾ります。作ることで、雛人形の構成を知ったり、和楽器の名前のお話ができます。「自分で作った」という愛着がわくので、ただ飾るよりも興味を持ってくれます。
  • 日本語ポイント;「ぼんぼり」「五人囃子(ごにんばやし)」など、普段の生活では絶対に使わない、古風で美しい日本語に触れるチャンスです。また、桃の花など、日本で楽しむ季節の植物も学べます。

まとめ

私の記憶にある日本の行事は、どれも楽しく、あたたかい思い出があります。おじいちゃんと飾ったお正月のしめ縄、給食で毎年出てきた七夕ゼリーが好きだったこと。きっと皆さんにもあるんじゃないでしょうか。

大切なのは、形式を完璧に守ることではなく「今日は日本の特別なお祝いの日なんだよ」と伝えて、家族で楽しんで笑って過ごすこと。

そして、子供たちの記憶の中に「日本語に触れる時間は楽しかった」「日本の行事ってなんかワクワクした」という、温かい思い出を残してあげることだと思っています。

アメリカの文化と、日本の文化。 せっかくこの地に住んでいるのですから、両方のいいとこどりをして、自分たちなりのスタイルで楽しめば十分です。

これならできそう!楽しそう!と思えるものを見つけてくれたら嬉しいです。その小さな積み重ねが、きっと子ども達の日本語の世界を豊かに広げてくれるはずです。

皆さんのご家庭でも、素敵なアメリカ流・日本の行事が楽しめますように!

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました!

みなさまの毎日が 小さな幸せであふれますように。 

*あみのままノート*

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この記事を書いた人

3人の子持ちアラサーママ。海外に全く縁がない人生だったはずが、気づけばアメリカ移住。あっという間に5年以上が経過。持ち前の明るさと、負けへんでの精神で、毎日を楽しんでいます。お料理、ハンドメイド、子育てのこと、夫のUSMLE受験(妻の目線)を発信しています。

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